往古から当山の境内に大黒堂と十間四面の大黒絵馬堂がありました。さらにその北方鍜冶屋橋のたもと笛吹川の東岸の大岩に大黒天像が刻まれていました。この尊像が当山鎮守開運大黒天の奥の院本尊です。お堂は廃仏毀釈で撤去され、奥の院本尊は、橋の改修工事に伴い神域が狭まり、現在地に昭和51年に移座されました。毎年4月29日に大黒天会式を、火渡修行にて開運、大福の施財施福の大祭が行われています。